英語を繰り返し音読して日本語に訳す

次の英文を日本語に訳してみてください。

難しい英単語は使われていませんので、

まずこの英文を音読してみてください。

なんとなくでも意味が理解できることを

感じていただけると思います。

 

 

英語

 

 

Personal computers are the kind we use at home and in school.
They are no bigger than a television set and they are useful for teaching,
for small businesses, and for playing computer games.

 

書いていく作業、その英文の内容を理解して日本語に
訳す作業、そしてその日本語をあなたのことばで
和文にする作業に繰り返し取り組んでみてください。

以下に和文の訳例を示します。

和文訳例

パーソナル・コンピュータは、私達が家庭や学校で
使用しているような種類のものです。
パーソナル・コンピュータはテレビと同じくらいの大きさなので、
教育や個人的なビジネス、コンピュータ・ゲームに便利です。

まとめ

「ビジネス英語」といっても、特別な英語ではありません。
わたしたちが中学校から
習ってきた普通の英語です。
英語で仕事をしなければならない状況のなかで、

本来ならば仕事についてちゃんと成し遂げなければならないのですが、
どちらかと
いえば、英語が注目されてしまいがちです。

英語は苦手だからといって、仕事で必要不可欠であれば、
無視することはできません。

だからといって、子供のような表現では会社としての
信用にも影響を及ぼしかねません。
日本語でちゃんと仕事を理解して、それを英語で伝えるという、
コミュニケーションツールとして、英語を捉えていけば、
そんなに特別な扱いを
することもありません。

しかしながら、英語で伝えることを簡単に考えることもできません。

なぜなら、これまで学んできたように、英語と日本語は文章構造も違えば、
発想も違うからです。とかく「通訳」や「翻訳」は軽視されがちなのですが、
通訳者や翻訳者は実際にはプロとして絶え間のない努力をしてきています。

そこまでする必要はありませんが、仕事で使う英語、つまりビジネス英語への
取り組み姿勢として、正しいプロセスで臨むことは重要です。

これまで繰り返し英文と和文を声に出して読みながら書いていくことで、
あなたの潜在意識に眠っている
英語知識を顕在化するプロセスを説明し、
それを実践していただくことを推奨しています。
この作業は決して即効性はありません。

けれども、繰り返すことで、これまでの英語知識が顕在化し、その英語知識が
肉体化していくことを実感することができます。英語知識が肉体化すれば、
切れば血が出るような英語を使えるようになっていきますので、
ぜひこのプロセスを継続してください。

 

英語

 

 

次の和文を英語にしてください。

彼はその地域内に限って彼らの自由を制限した。

He restricted their freedom only within the area.

文法的な説明になりますが、この文章の主語は「彼は」です。
動詞は、「制限した」です。英語の場合、主語+動詞となりますので、
He restricted となります。この動詞、restricted 他動詞、
つまり、目的語を伴います。この文章では、「自由」ですから、
He restricted freedom となりますが、「自由」の前に「彼らの」
という所有格 their がつきます。ここまでの英文は、
He restricted their freedom となります。そして、
「その地域内に限って」という条件がつきますので、only within the area
をつけます。

さて、このように文法的な説明をしましたが、理解できたでしょうか。
このように文法という規則に基づいた説明により、眠っていた英語の
知識が目をさますような感覚を味わってください。

「英文法が嫌い」という理由を再度考えてみましょう。

 

英文法が嫌い
これは主に、英文法が受験用の知識習得を前提にして
いるからだと思います。

英文法は必要ない、というような宣伝をみることが
ありますが、英文法は必要です。必要でないのは、
受験用の知識としての英文法です。

なんか禅問答みたいですが、要するに英文法というのは
交通規則と同じで、あなたが自動車を運転する場合には、
交通規則に従わないと違反になるように、あなたが
英語で伝えようとする場合に、英語の規則に従っていないと、
相手がまったく理解できなくなる、ということです。

意外と忘れられているのが、日本語にも文法がある、という
ことです。日本人であるあなたは、日本語の文法、と意識せずに
日本語の文章を組み立て、日本語を話しています。

わたしが「必要ないのは受験用の知識としての英文法」である、
というのは、このようなことです。あなたが英語で仕事をする場合、
英語の文章を組み立てるための知識としての英文法は必要不可欠です。

例えば、契約書で「一方の当事者は他方の当事者と以下の通り合意する。」
という日本文を英語にする場合、この文章の主語は何だとか、
動詞は何だとか意識せずに日本文を充分理解しています。

同じように、英語での主語、動詞などを意識せずに、日本文を英文に
できればいいのですが、英語を学んだのは中学生になってからですから、
日本語のように小さいころから慣れ親しんだ言語ではありません。

そこでちゃんとした英文になるように手助けしてくれるのが、英文法です。
本来はそうあるべきものですが、いつの間にか受験用の知識として使われる
ようになってしまっています。

ちなみに、「一方の当事者は他方の当事者と以下の通り合意する。」は、
“One party hereby agrees with the other party as follows:”となります。

もっと別の言い方もありますし、もっと単語を省略してもいいのですが、
契約書という価値を維持するための表現という観点から
英文にする必要があります。

 

英語

 

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