「ビジネス英語」の基本は、「中学英語」にあります。
これって意外かもしれませんが、ビジネスの現場で、わたしも実感していることなんです。
それほど、「中学英語」って基本なんですね。
なぜ中学英語が大事か
「中学英語」には「ビジネス英語」など「英語」の基本的なエッセンスが整理されています。あなたはおそらく中学1年生で初めて授業としての英語を習われたのだと思います。
「中学英語」は私たちが「英語」に初めて接することを考えて、学校の教科書は英語のアルファベットから発音や単語など順序立てて学べます。
これって、スゴイですよね。
「中学英語」の教科書があれば、ぜひめくってみてください。わたしの言ってることが、分かると思います。
英語の基礎となる文型が学べる。
英語の基礎は、文章の組み立て方です。英語で書いてある文章を理解するには、単語の意味を調べることも大切ですが、文章の組み立て方を理解することも大切です。
英語の特徴は、日本語と違って「主語」「動詞」が必ず必要になるということです。これって、英語に触れる機会がなければ、気がつかないですよね。
文法的な特徴は、「5つの基本文型がある」ということです。「英語の5文型」をしっかり教えているのが、中学英語です。
少しカタイですが、「英語の5文型」は次の通りです。
1. 主語 動詞
2. 主語 動詞 補語
3. 主語 動詞 目的語
4. 主語 動詞 間接目的語 直接目的語
5. 主語 動詞 目的語 補語
これだけ見ると、「むつかしい!」と思いがちなんですが、中学英語ではそんなむつかしい文型をいつのまにか理解できるように説明してくれています。
忘れていた英語がよみがえる。
中学時代に習った「英語」って、意外に覚えているんですよ。
もちろん中学時代にはテストの点数が気になってたぶん余裕がなかったでしょうが、英語の授業で習ったことは結構忘れていません。
むつかしいことばになりますが、潜在意識のなかにある昔習った「英語」の知識を覚えているからなんです。
例えば、「空」って英語でなんといいますか?
「海」や「川」はどうでしょう?
「おはようございます」は、英語でなんといいますか?
きっと全部わかりますよね。
念のため、「空」sky 「海」 sea 「川」 river そして「おはようございます」 は、 good morning です。
なぜかというと、これまでに習ったことがあるからなんです。
専門的な分野への応用がきく。
「中学英語」で文章の組み立ての基礎が理解できれば、専門分野へ応用できます。
専門分野と言っても、英語の文章の組み立ては変わりません。使われている単語が専門的になるだけです。
「愛とは決して後悔しないこと。」という有名なセリフと、「コンピュータはハードウェアやオペレーティングシステム、および中央情報処理装置などで構成しています。」という技術文は、同じ文章の組み立てになっています。
つまりどちらも、「主語」「動詞」そしてその後「単語」や「形容詞句」で説明する内容が続きます。
「愛とは決して後悔しないこと。」は、Love means never having to say you are sorry. 「コンピュータはハードウェアやオペレーティングシステム、および中央情報処理装置などで構成しています。」は、Computers comprise hardware, operating system, and central processing unit. です。
具体的な文章の組み立てについては、別の機会に説明させていただきますね。
このように、「中学英語」は、「ビジネス英語」の基礎となります。
これを見逃す手はありません!
ぜひ「ビジネス英語」に応用して下さい。
